事業承継
SUCCESSIONSTANCE
基本姿勢
私たちは、単に事業を引き継ぐことではなく、後継者が本当に継ぎたいと思える会社づくりを支援します。
そのためには、財務・制度・組織文化などの環境整備を通じて、後継者と社員が安心して未来を描ける土台を築くことが不可欠です。
根本的な準備を重ねることで、事業承継は形式上の引き継ぎではなく、次世代への確かな前進へと変わります。
STEP
承継の流れ-
環境作り
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後継者の確定
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事業承継の計画
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承継実行
CHALLENGES
承継の障害-
課題
事業承継における最大の課題は、後継者が「継ぎたい」と思える環境を整えることです。
この環境づくりが不十分なまま承継を進めると、教育が厳しすぎて後継者が離れる、財務の問題で承継を拒否される、社員との信頼関係が崩れる――といった失敗が起こります。 -
原因
多くの経営者は、後継者に問題があると考えがちですが、実際には先代が環境を整えていないことが原因です。
教育方法が一方的だったり、財務基盤が脆弱なままだったり、風通しの悪い組織を放置していたりと、いずれも改善可能な課題です。 -
解決
後継者が安心してバトンを受け取り、社員が一丸となって支える体制を築くことが、承継成功の鍵です。
環境づくりには時間がかかりますが、必ず改善できます。
私たちは、その環境づくりを徹底的にサポートします。
CASES
承継の失敗事例-
1. 厳しい教育で後継者が離脱
ある会社では、念願の後継者が見つかったものの、先代が社長として恥ずかしくないようにと毎日厳しく指導を続けました。
しかし後継者は精神的に追い込まれ、ついには耐えられないと会社を去ってしまいます。
➡ 問題点:後継者に合わない教育方法を押し付け、環境を壊してしまった。 -
2. 多額の借入に後継者が失望
別の会社では、息子が「父を支えたい」と後継を名乗り出ました。
ところが財務諸表を確認したところ、想像以上の借入が発覚。
息子は強い不信感を抱き、継ぐのは考え直すと承継を拒否してしまいました。
➡ 問題点:財務基盤を改善せず、承継に耐えられる環境を整えていなかった。 -
3. 社内規律を乱し、社員が離反
安定した財務基盤を持つ会社では、息子が現場経験を積むため社員として入社しました。
しかし、経営者の息子という立場に甘え、規律違反や不適切な態度を繰り返します。
結果、社員からの反発が高まり、大量離職を招いてしまいました。
➡ 問題点:健全な社内風土を築かず、社員が公平に意見できる環境を欠いていた。